シロアリは暖かく湿気の多い地域に発生することが多く、寒冷地域は少ないです。

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シロアリの被害が多い地域

シロアリの多い地域とは

シロアリの被害は最悪の場合、家屋を倒壊にまで追い込みます。
そしてこのような被害は実際に、過去に何度も起こっています。
とは言え、そうした被害が全ての家屋に対して発生するというわけではありません。
シロアリの被害には、それが多発する地域とあまり発生しない地域があるのです。

 

シロアリ被害の件数

シロアリ被害は毎年発生する

ご存知の方はあまり多くありませんが、シロアリによる被害は毎年コンスタントに発生しています。
数字で言うと、年間で200万件を超える被害件数が毎年のように記録されています。
日本全国の総家屋数が5000万戸と言われていますから、25戸の内の1戸がシロアリ被害に遭っているという計算になります。
さらに言うと、この5000万戸の中の木造家屋の数は2000~3000戸とされていますから、木造家屋に限定すると10~15戸の内の1戸がシロアリの被害を受けている計算になります。

 

シロアリ被害の被害総額

シロアリの被害は主として家屋にもたらされるため、そこには当然被害額というものが存在します。
我が国では何と、年間で3800億円を超えるシロアリによる被害が発生しています。
ちなみにこの数字には、建物に対する直接的な被害だけでなく、シロアリ被害を受けた家屋が地震によって倒壊したケースの被害額も含まれています。

 

シロアリ被害の多い地域

日本には22種類のシロアリが生息していると言われています。
しかし、その全てが家屋に対して被害をもたらすというわけではありません。
22種類の内で家屋を含む建築物に被害を及ぼすのは、イエシロアリとヤマトシロアリの2種類だけです。
ここに外来種であるアメリカカンザイシロアリを含める場合もありますが、被害の件数が多いのは上記の2種類です。
イエシロアリとヤマトシロアリはどちらも在来種のシロアリですが、両者は被害を及ぼす地域に関してかなりの違いがあります。

 

イエシロアリの被害が多い地域

イエシロアリはヤマトシロアリと比べると生息数の面では劣りますが、その被害は非常に甚大です。
では、どの地域でその被害が顕著なのかと言うと、日本の中でも温暖な地域ということになります。

 

何故ならイエシロアリは寒さに弱く、1~2月の平均気温が4度以下になる地域では生息できないからです。
そのため、イエシロアリの生息域は一般的に茨城県が北端だと言われています。
反対に、生息数が多い地域としては、沖縄県・九州全域、山口県、高知県、西日本の太平洋沿岸地域、瀬戸内海沿岸地域、小笠原諸島などが該当します。
そしてこれらの地域は、生息数に比例して被害件数も多くなる傾向にあります。

 

ヤマトシロアリの被害が多い地域

全国のシロアリ被害の約92%を占めているのが、このヤマトシロアリです。
ヤマトシロアリはイエシロアリと違って日本のほぼ全域に生息しています。
生息が確認できていないのは北海道の北部のみで、それ以外の地域では漏れなく生息と被害が確認されています。

 

ヤマトシロアリは枯木が確保できて適度な水分が調達できる場所であればどこにでも発生するため、日本全国に隈なく生息しているのです。
特に生息数が多いのは、近くに川や池、湖などがあって、尚且つ枯木が周辺に存在する場所ということになります。
ですので、こうした条件が揃っていればあらゆる場所に発生するということになります。
そして実際、ヤマトシロアリによる被害は日本全国あらゆる場所で確認されています。