建て替えしか手段がなくなるほど深刻な被害を与えるのはイエシロアリです。

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シロアリで建物が崩壊?

シロアリは家の柱を食べるので、被害が進むと最終的に建物は倒壊します。
しかし、シロアリの影響で突発的に家が倒壊するような大事故になることはありません。
シロアリ被害が進んだ結果、修繕不可能で建て替えた方が安くなる状況に追い込まれるため、シロアリは家を潰すと言われています。
また、シロアリ被害で柱の強度が弱くなると耐震性も落ちるので大地震の起こった時に倒壊するリスクが高まります。

 

 

倒壊する前に前兆が出る

家はたくさんの柱で成り立っています。ジェンガで負ける時みたく、一つの柱を抜いた途端で爆破の起こったような崩れ方をすることはありません。
もちろん、ジェンガと同じで最初の1~2本を抜く分には安定しますが、シロアリが複数の柱を食い散らかせば最終的には倒壊してしまいます。
ただし、ジェンガが崩れるときでも、直前には安定感がなくなり、明らかにフラフラの状態になりますよね?
家も同じで、何事もなく生活できていた中で突発的に倒壊することはありません。
シロアリ被害は進行すると次の兆候が出てきます。

 

・床を歩くとミシミシ言う
・床が沈む
・2階が傾く(柱の強度が落ちる)
・害虫の侵入が増える(見えないところに穴があく)
・家全体が傾く(シロアリの巣が大きくなって土壌に影響が出る)

 

 

初期症状ではミシミシ音がしたり床が凹んだりします。
どうせ長く住む気のないボロい家だと割り切って放置すると、すぐに建て替えが必要になるほど危険な状況に追い込まれる場合もあります。

 

 

シロアリが木を食べるスピード

シロアリによって食べられた木材

日本のシロアリ被害の99%はヤマトシロアリかイエシロアリです。
被害件数が多いのはヤマトシロアリですが、建て替えしか手段がなくなるほど深刻な被害を与えるのはイエシロアリです。
放置して大きい巣になると100万匹ほどに繁殖し、1日70g、1年で約25kgの木を食べてしまいます。
木の強度は使っている材質によっても異なりますが、年間25kgのペースで木を食べられると、1~2年も経過すれば壊滅的な被害になってしまいます。
すでに古い家では、シロアリが出ても諦めてしまう人もいます。ヤマトシロアリであれば、主要な床下の柱に自分でシロアリ用防虫剤を撒いて応急処置する程度で何年かは誤魔化せますが、イエシロアリは数年も持たないほど早いスピードで侵食していきます。

 

イエシロアリが出た場合は、例え古い家でもこの先2~3年以上住みたいのであれば、プロの害虫処理業者を呼んで1日でも早く撃退してもらいましょう。

 

シロアリの外来種について詳しくはこちら